きゅうし

I

きゅうし【九死】

ほとんど死を避けがたい危険な場合。

～に一生(イツシヨウ)を得る

危ういところで奇跡的に助かる。

II

きゅうし【九紫】

陰陽道(オンヨウドウ)の九星の一。 五行では火に属し， 本位は離(リ)（南）とする。

III

きゅうし【仇視】

仇(カタキ)として憎み見ること。 敵視。

「儒学を～し力を竭して之を排撃せり/日本開化小史（卯吉）」

IV

きゅうし【休止】

休むこと。 動きがとまること。

「運動を～する」

～符（(キユウシフ)）を打・つ

物事に一応の決着をつける。 一段落をつける。

V

きゅうし【弓矢】

(1)弓と矢。

(2)武家。 武門。 武芸。

「あはれ某～の芸に携はりて/盛衰記 3」

VI

きゅうし【急使】

急ぎの使い。

「～をたてる」

VII

きゅうし【急死】

急に死ぬこと。 頓死(トンシ)。

「旅先で～する」

VIII

きゅうし【急駛】

はやく進むこと。

「小舟は…海岸に向け～した/肉弾（忠温）」

IX

きゅうし【旧史】

古い歴史。 また， それを記した書。

X

きゅうし【旧址】

歴史上の有名な事件や建築物などがあったあと。 旧跡。

「安土城～」

XI

きゅうし【旧師】

以前に教えを受けた先生。

XII

きゅうし【旧詩】

古い詩。 以前に作った詩。

XIII

きゅうし【灸師】

灸治療を行う者。 また， その免許資格。

XIV

きゅうし【球史】

野球の歴史。

「～に残る名選手」

XV

きゅうし【窮死】

困窮のうちに死ぬこと。

「正覚寺に～する者/日本風景論（重昂）」

XVI

きゅうし【臼歯】

哺乳動物の上下の歯列の奥にある歯。 前臼歯（小臼歯）と後臼歯（大臼歯）の区別があり， 人間では上下左右にそれぞれ前臼歯二本， 後臼歯三本がある。